<感想をよむ>
【 1.いのちを守る 】
 研究室を飛び出し、放射線被ばくについて情報発信中
 田内 広 (茨城大学/放射線生物学)

 ハケンを解雇され自分が本当にやりたいことを考えた
 垣花 渉 (石川県立看護大学/体力科学)

【 2.社会の基盤を支える 】
 傷ついた郷土に寄り添おう!失った目標も取り戻せる
 西垣 通 (東京大学/情報学)

 本当の学びは、未知の解を見つけるために「問い」続けること
 鈴木 直義 (静岡県立大学/情報教育)

 風景は人間の原点~風景の理解は復興への道標
 齋藤 潮 (東京工業大学/風景論)

 被災現場で大転換の必要を痛感。工学分野の災害研究
 鵜飼 恵三 (群馬大学/地盤環境工学)

 技術の結果をわかりやすく伝える力がいのちを守る
 信岡 尚道 (茨城大学/土木工学)

 勉強の先の「知恵」。自ら考え責任ある行動を取れる大人に
 新堀 雄一 (東北大学/原子力バックエンド)

 教科はタテワリ、でも本当の現象はヨコツナガリ
 宿谷 昌則 (東京都市大学/自然のポテンシャルを活かす建築環境システム)

【 3.世の中のしくみを作る 】
 学校で学ぶと奇蹟が起こる~すべてはよりよく生きるために
 橋爪 大三郎 (東京工業大学/理論社会学)

 脱原発社会をどう作るか、政治学は正面から向き合う
 千葉 眞 (国際基督教大学/政治思想専攻)

 復興は共同体自治へ~便利・快適よりも幸せや尊厳を
 宮台 真司 (首都大学東京/社会学)

 政治学という学問と震災~政治の力が問われる今
 山口 二郎 (北海道大学/行政学)

【 4.ものを作る・技術を育てる 】
 ニュートンは間違っている?!~物理0点の高校時代
 川上 正博 (豊橋技術科学大学/生産システム工学)

 夢中になったら結果はついてきた~米のパンも、ベンチャーも
 小山 清人 (山形大学/高分子物性工学)

 材料研究の進展こそ、新しいエネルギーの時代をひらく
 山口  勉功 (岩手大学/材料工学(製錬工学)

【 5.ものやお金の流れを作る 】
 ビジネスを究め伝え、働く人を笑顔に
 志村 勉 (山形大学/技術経営学)

 人の価値は、その人がどんな選択をするかで決まる
 長瀬 勝彦 (首都大学東京/行動意思決定論)

【 6.明日を担う人を育てる 】
 SAVE IBARAKI~機能停止の大学で学生が起こした奇跡
 土井 隆義 (筑波大学/社会学)

 大事なのは「何をやりたいか」よりも「何をやれるのか」。“プロフェッショナル”になれ
 本田 由紀 (東京大学/教育社会学)

【 7.文化・文明を探り、人を知る 】
 「ふたたび廃墟に立って」~82歳哲人の追想
 木田 元 (中央大学/現代哲学)

 大震災とともに考える~優先順位の組み換えが生み出す新たな「価値」
 野家 啓一 (東北大学/科学哲学、現代哲学)

 言葉は時に無力で空疎、されど人間を立て直すのも「言葉」
 紅野 謙介 (日本大学/日本近代文学)

 トラウマを癒しへ。作品の力を最大限に引き出す文学研究
 原 英一 (東京女子大学/イギリス文学)

 収集したデータのすべてを失った文化人類学者がいた
 栗田 博之 (東京外国語大学/文化人類学)

 合理的に解決できない世界観も問う、宗教という観点
 島薗 進 (東京大学/宗教学)

【 9.自然界の真理を解明する 】
 天を恨んでも仕方ない~開拓者としての人
 佐藤 文隆 (甲南大学/理論物理学)

 ダーウィンが見たことを琉球で見、役立てる
 伊澤 雅子 (琉球大学/動物生態学)

 いざとなればゼロからすべてを作り上げるのが本物の「専門家」
 根上 生也 (横浜国立大学/数学、位相幾何学的グラフ理論)

【 10.地球時代の社会を創る 】
 自分で調べる力を!—マスコミは一面しか伝えない
 島本 美保子 (法政大学/環境経済学)

 自分の好きなことを真剣に、自然と共生して、人々を幸せに!
 羽場 久美子 (青山学院大学/国際政治、国際関係論)

 街は必ずもっとすばらしく再生する~神戸復興に携わって
 盛岡 通 (関西大学/環境工学)