プロフィール画像【 2.社会の基盤を支える 】

技術の結果をわかりやすく伝える力がいのちを守る

信岡 尚道 (茨城大学/土木工学)




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■東日本大震災で日本全体の広い地域が被害を受けましたが、以前から宮城県沖地震は30年以内に起きると言われていたし、ニュースや新聞などで昔の災害の事例を調べて津波が広範囲に広がる可能性があったということがわかっていたというのを聞いて、それをもっと早くに市民に伝えて対策をしっかりしていれば被害はこんなにも大きくなかったと思います。私も地震が起きるという予測のことをわかっていたのに、起きたときのことを十分に考えて生活していなかったことが良くなかったと思います。(高2・女子・2-4)

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■千年に一度くらいしか来ないような大震災が起きて、次に来る時のための対策をしなければと誰もが思っているけど、それがいつなのかは誰にもわからないから膨大な予算を使えないことを知った。理系を目指す人は文系科目も、と書いてあったので、もっと勉強して少しでもこの状況を変えるために役立ちたい。(高2・女子・R.S)

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■「万が一」の事態を想定する勇気が必要だと感じた。非常事態が起こる前は、確率的に低く考えづらいが、本当に大切なのは誰も考えていない2歩先まで見通すことではないかと思った。(高2・女子・S)

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■この先生の言っていることは確かにそうだと思った。普通に生活していると予測や結果がわかっても「それで?」みたいな感じになってしまうことが多かった。もし技術の結果を池上彰さんなみにわかりやすく説明してくれる人がいたら、その技術がいかに有益かをもっと理解できるような気がする。僕は理系志望だけれども、国語もちゃんと勉強して技術の情報の発信源になっていきたいと思った。(高1・男子・K.Y)

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■今回の震災で想定外という言葉を聞きましたが、被災した僕は怒りを感じました。最悪の事態が起こるはずがないのではないかと思いました。僕はそのような事態を決して起こさないように努力していきたい。(高3・男子・はっしー)

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■理系を目指す人は文系科目も、文系を目指す人は理系科目もしっかり勉強するという言葉が印象に残った。自分の将来の仕事でそれをより良いものにするためには、理系教科だけではなく、文系教科もしっかり勉強することが必要なのだとわかった。もちろん理系教科も頑張っていきたい。(高2・男子・Y)