
教科はタテワリ、でも本当の現象はヨコツナガリ
宿谷 昌則 (東京都市大学/自然のポテンシャルを活かす建築環境システム)
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■宿谷先生のメッセージの中に「面白い・好きと思える学問分野を何か一つでいいから見出す努力をしてほしい」とあり、震災後に学ぶことのできる幸せを実感したからか、心にすとんと言葉が落ちてきた気がしました。実際、私はまだそのような学問を見出せずにいるので、より努力をすべきだなと改めて思いました。きっかけをくれた宿谷先生に感謝したいと思います。(高2・女子・SY)
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■学校で教えられることと天災や人災は、タテワリとヨコツナガリという大きな違いを持っていると言うことを読んでとても面白いと感じた。自分の進路もただただ成り行きで事を進めるのではなく、面白い、好きと思える学問を見出そうと文章の通り思った。その学問からさらに別のことへ広げよう、そう決意し頑張ろうと思う。(高1・男子・F.K)
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■教科はタテワリでも本当の現象はヨコツナガリだという考えに関心を持ちました。確かに実際の現象は教科の学習だけでは説明できないことが多く、幅広い知識がなければ、つまりヨコツナガリの知識がなければいけないと思います。これからの勉強は1つの学問でもそこから広げていくような学習にしたいと考えました。(高2・男子・M.A)
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■学問する心を日ごろから自ら鍛える、そういう能力を身に付けることが防災の心構えとなり、復旧や復興の理念を確かにする礎となるということがとても印象に残りました。これからは興味を持った分野について自分なりに深く学んでいくことでヨコツナガリに学問を展開し、学問する心を豊かにできるように鍛えていきたいです。(高2・女子・M.S)
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■「本当の現象はヨコツナガリ」という言葉を目にした時に、今回の震災のことを思い出しました。今回の震災では本当にいろいろな人に助けてもらい、知らない人たちとも助け合いました。また「自然の振る舞いに対して謙虚でなくてはならない」というのは難しいと思うけど、とても大事なことだと思いました。次にもし大きな地震があっても3.11の大震災のことを生かしていきたいと思います。(高2・女子・S.Y)
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■今回震災を体験して、協力する心、思いやる心、そして人のあたたかみを改めて知ることができた。辛い体験を通して私たちが得たものはとても大きかったのではないかと思う。これから自分に何ができるのか、どう社会の役に立っていくことができるか、今はまず一生懸命学ぶことを心がけたい。(高2・女子・M.A)
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■今回の震災を受けて今まで普通に当たり前にやっていたことができなくなり、改めて普段の生活が恵まれているのだと感謝しました。このメッセージを読んで少し勇気が出ました。(高3・男子・K.H)