
傷ついた郷土に寄り添おう!失った目標も取り戻せる
西垣 通 (東京大学/情報学)
------------------------------------------
■戦後のとても貧しい国であった日本が、力を合わせこれほど短い年月で経済大国にまでなった話がとても印象的だった。3.11があってよかったとはとても思えないが、豊かな生活の中で日本人が忘れかけていたものを思いださせてくれたのもまた3.11なのかもしれないと思った。力を合わせて復興したかつての日本人のように、これから私たちはよく学び、力を合わせて日本を立ち直していけるといいと思う。(高3・女子・K.W)
------------------------------------------
■豊かになった日本人は目標を失ってしまったという点が印象に残りました。3.11の大震災の後、被災者だけではなく、全国民がショックを受けたと思います。当たり前のことが当たり前にできなくなった震災後は私もすごく不便でした。また目標を見つけて日本が元気になればいいと思います。(高3・女子・サージカルマスク)
------------------------------------------
■3月11日、東日本大震災がどうして起きてしまったのか、どうして今年だったのか、何か意味があって起きたものなのか、その日以来たくさんのことを考えてきましたが、なんとなくこれらに対する答えがわかった気がしました。戦後絶望的な状況の中で希望も意欲も失わずにここまで耐えてきた日本。その日本が発展し続けてきた結果、少し行きすぎてしまったような気がする社会。太平洋戦争後の日本と今を比較して今私たちが本当に考えるべきことがわかりました。とても考えさせられる文章でした。(高3・女子・BOKOWA)
------------------------------------------
■今回の震災で、いろいろな人がいろいろなことを思い、行動に移しました。太平洋戦争の時の傷ついた人々を見て自分にできることを考えて、できることをしっかりやった人のように、自分も今できることを実行していきたいです。(高2)
------------------------------------------
■目標が無いと人は前に進めないのだと考えさせられた。今回のことから復興するためにも自分たちの世代の力が必要だと思うので、今からでもがんばりたいと思った。(高2・女子・N.S)
------------------------------------------
■常に前向きになること、目標を見失わないことが大切なのだと思いました。自分が本気で変わろうと思えば、変えられないものではないんだと思います。(高2・女子)
------------------------------------------
■戦後の日本のように強く早く復興をとげて世界をリードしていくような国にならねばと思った。それを担うのはおそらく自分たちであろうから、苦労してでも国際競争力をつけなければならないと感じた。(中3・男子・カートコーバン)
------------------------------------------
■日本が豊かになってから目標を失ってしまったという点にとても同感しました。今回の3.11の震災では、人々がお互いに協力し合い頑張って日本を再建できるようにしたいと思いました。(高2・女子・R.M)
------------------------------------------
■ただ暮らしを便利にすることだけを考えて仕事をするより、皆が本当に幸せだと感じて暮らせるようにしていく仕事をしたいと思った。そのために今は頑張って勉強して、色々な経験をしていこうと思った。太平洋戦争後の日本も、3.11の大震災の時のように大変だったということが改めてわかった。そして戦後からここまで立て直してきた日本なのだから、今回だってまた元の生活に戻れるはずだと思った。(高2・女子・N.R)
------------------------------------------
■祖父は町長です。祖父の住んでいる地域は津波の被害を大きく受けました。それでも「前のように戻すんだ」と毎日頑張っています。海の近くの町は怖いけれど、この町から離れないと、祖父たちは言いました。今はとても荒れている町だけど、私もできる限りのことをしたいと思いました。(高2・S)