
被災現場で大転換の必要を痛感。工学分野の災害研究
鵜飼 恵三 (群馬大学/地盤環境工学)
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■工学部分野の災害研究をしている方々には是非人々の命、生活を守ってもらいたいと思いました。限られた資金の中でやりくりするのは難しいと思うけど、上手い策を頑張って出してほしいです。国もそういう分野に対してもっと援助してほしいと思いました。(高2・女子・H.S)
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■今の日本は「話し合う」ことが一番大切なんだなと思わされる内容でした。命を守るにはこれからをどうするか日本全体で力を合わせて考えないといけないと感じました。(高2・女子)
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■この話で感じたことはまったくその通りだという事だ。今までにない災害になったからこそ今までの災害に対する考えを見つめ直すべきだ。そのためには直接被災地へ行き、自分で感じることが必要ではないだろうか。(高2・男子・VEIN)
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■原子力発電所事故により、周辺の地域には経済的被害が起きている。管理していた東京電力の責任は大きい。原子力発電所は「核の平和利用」として開発されたものであるが、その大元は広島、長崎をも破壊させた核爆弾である。「千年に一度の大津波だから想定できなかった」では済まされない威力を持っているのだ。何も原子力発電所に反対しているわけではない。つくるなら千年に一度いやこれから地球上で起こることが予測される地震、津波にも耐えうる建造物にしてほしいのである。(中3・男子・W.R)
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■これから起こる災害についていろんなところで囁かれていますが、それが絶対正確だという根拠もないし、いつか起こるなんてそんな途方もないものを信じることはできない私です。ですから鵜飼先生のおっしゃる災害対策の在り方から考えるべきだという意見にすごく共感できました。津波がくるから防波堤をつくる、当たり前のことですが、何故、何のために、どんな、をたくさん議論した上で人々の安心を守ってほしいと思いました。(高3・女子・KAMATIKU)
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■今回の稀なる大災害に対して工学分野の一人者としてどう立ち向かえばいいのか。資源やお金を高度な技術に使うか、避難のために使うか。都市開発にとって大切なことだと思った。(高3・男子・T.S)